私にとってのアンギルジャポニカ

4月19日から始まったアンギルジャポニカ2ですが、
5月1日に終了しました。
たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。

4月9日にmotoさんのeel booksのお手伝いで大阪に行きました。
「いや、どこに行けば良いのかよくわかってないんだよね。」
というmotoさん、
「ちょっと待ってください!えっと、次の角、あ!今、通り過ぎた角です!」
といいながらiPhoneでナビをするみどりさん、
てんてこ舞いの二人の後ろで、とんでもない旅になりそうだと思っていました。

大阪到着後、僕は「こぐまレンサ」という漫画と再会します。
僕に現代アートを教えてくれたのはこの漫画だったかもしれません。
やっとこの漫画を買えた喜びと、尊敬するミュージシャンに教えてもらったラーメン屋がうまかった。
なによりも、eel booksを出店した「花まつり市」の空気、みんなの顔がキラキラしていた。
こんなに素敵な時間が世の中にあったんだ。

山門の前で桜を見ながら一服していたとき、
誰かに「おかえり」って言われた気がしました。
なにかこう、上から降ってくるような。
椿にたまった甘露を飲み干すような喜びを感じました。

今、遠くの方で泣き声が聞こえます。
僕の両親が育った場所が、みんなから見向きもされずに泣いています。
あんなにキラキラしていた場所が、変わり果ててしまいました。
僕が今までやってきた全てのことは、
もしかしたら、ここに向かうためのことだったのかもしれないと感じています。

アンギルジャポニカ2の打ち上げの夜、その場所から来た人がいました。
そっか、そういうことなんだと納得できました。
僕自身のルーツを探す旅になりそうです。

来年は浜松を中心に動きながら、その場所で活動したいと思います。
今年はそのために浜松でやるべきことがたくさんあります。


アンギルジャポニカ2は僕にとってそういう時間でした。


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